確定申告終了!【法人編】

この季節、これが終わらないと落ち着きません。終わりましたよ〜確定申告♪

まず先に済ませるのが法人の確定申告

主人がシステム開発の会社を法人化したので、私が経理を担当しています。シナモンが産まれた年に法人化したので、設立年数が数えやすくてよいです。

私の経理作業は、とにかく弥生会計に数字を入れて、わからないことはグーグル先生に聞くです。

それでもわからないことは税務署、または1回5,000円ほどお支払いして税理士さんに会って、お話を聞きます。

といっても開業以来、税理士さんとお会いしたのは2回だけ。

システム開発業は仕入れもないし、シンプルな会計なのでこの規模ならなんとか自力で決算書まではいけます。弥生会計が答えを出してくれるので、消費税もかんたんです。

法人の確定申告は、必ず税務署に行きます。

わかるところだけ数字を入れておいて、あとは税務署の方の言われる通りに紙に数字を記入していきます。税理士さんにお願いするという選択肢もありますが、税務署が無料でやってくれるのでコレを利用しないのはもったいないです。

確定申告は「提出用」と「控え用」の2部が必要です。びっくりしたのは、この2部を作るのに税務署ではカーボン紙を使うこと

私は確定申告の紙ができあがったら、税務署近くのイトーヨーカドーにコピーに行くことにしているので、カーボン紙の使用はお断りしています。

なぜカーボン紙かというと、税務署内でコピーが禁止されているからです。

外でコピーするのはOKなので、イトーヨーカドーに行くわけです。

会社は青色申告をしているので、7年間の赤字を繰り越せます。これは、黒字になったとしても前年度までの赤字と差し引いていけるという仕組み。これを利用して、黒字にならないように毎年、お給料を調節しています。

しかしこの赤字を繰り越す内容を記入する「別表七」という紙だけは、郵送されてきません。ということで、その意味でも税務署に行く必要があるんです。

なぜ、この「別表七」だけ送ってくれないのでしょう…聞いても要領を得ないというか、送らないことになっているとだけ教えてもらいました。

といっても、税務署の方はとても親切です。今回まちがっていた消費税の計算も、ぜんぶやりなおしてくれました。

「ごくろうさまでした。これで終わりです」

今年も無事、確定しました。

あまり大きな声では言えませんが、前年度は311の影響で、予定していた仕事が今年度にずれこんだこともあり今年度は債務超過となりました。

以前、税理士さんに「絶対、ココの数字はマイナスにならないようにしてね」と言われた覧がまさかのマイナスです…

ココとは「貸借対照表」→「純資産の部」→「純資産の部合計」の覧です。メモ書きで「マイナスにならないように(サイムチョウカ)」と書いてあります。

「どうしよ…」といっても、いまさらどうにもなりません。

税理士さんと面接しているときは、まったく意味がわからなかったのですが、今回この数字がマイナスになっているのに気づいて調べましたよ!!

ググッてみると「債務超過」は「破たんしている」「ありえない大変なこと」「投資価値のない会社」とへこむ内容ばかり。とにかく犯してはいけないのが「債務超過」です。

主人に相談したら、「銀行に見せる決算書を作るわけではないから、いいよ〜」とのこと。

なぜこうなったかというと、お給料の設定が高すぎたからです。お給料は会社の経費、損金として計算されるので、売上よりもお給料を含む経費が多すぎるて債務超過となったわけです。

これを手当てしたのが、社長からの短期借入金です。

「社長に財産があれば、その会社の債務超過も過小評価される」というような記事も見つけましたが、「いや、債務超過には変わりない」という記事もあります。

しかし債務超過のおかげで、消費税がびっくりするほど安くなりました。うちのように借金をしない会社は、こうやって税金を安くするっていうのもアリかなぁと思いました。

税理士さんには、引かれそうですが…

ちなみに、私が使っているソフトは

弥生会計 12 スタンダードです。

弥生会計 12 プロフェッショナルと、どちらにしようかなと思いましたが、プロフェッショナルは5人以上の法人対象とのこと。

スタンダードの機能で、決算書も消費税もできるのでこれでOKです。

ほとんどのことはググッて調べられますが、本もあると便利です。

弥生会計のソフトについての本は

今日から始める弥生会計12を使っています。

次の画面に進むショートカットキーが書いてあるので、どこを押したらよいのか見つけられないとき便利です。

基本的な操作から、決算、消費税までフォローされています。

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