確定申告終了!【個人編】

SOHOで仕事をする場合、避けて通れないのが個人の確定申告です。

法人からのお給料のみの主人と、お給料とフリーランスの収入のある私の確定申告について書いてみます。

まず主人の分について。

23年度分から、16歳以下の子供の控除がなくなりました。
民主党子供手当を導入する代わりに、この控除をなくすということですが、結局、子ども手当も約束通りではないし、控除がなくなってマイナスです…

自民党のときから子ども一人あたり1万円が支給されていたので、なんとも腑に落ちません。

主人の方は、去年と変わったのはここだけ。


私の方は、会社のお給料のほかに事業(フリーランスの収入)があるので、「収支内訳書」も作ります。

確定申告は国税庁の「確定申告コーナー」で作っています。

今年からこの「収支内訳書」が「確定申告書」と連動していましたので「収支内訳書」を書いたら自動で「確定申告書」に収入金額等の「事業等」に金額が入っていました

これは便利です。

「確定申告書」の下の左はじに「収支内訳書」に行くボタンがあります。

たぶん、今年からだと思うんですが、去年は気づきませんでした…

というか、去年まで私の申告の仕方がまちがっていたことが判明…。フリーランスの収入について雑の「その他」を使っていたんです。しかも計算方法もややちがっていたし。

得していたのか損していたのかは、わかりません。

ちなみに、国税局の確定申告システムは赤字の場合は使えません。つまり収入より経費が多くてマイナスになる場合には対応していないので、別途紙に書いてやらなければいけません。

これがめんどうなので、私は微妙に赤字にならないように申告しています。計算して経費が多すぎる場合は、適当にけずって軽い黒字にしておきます。

源泉徴収額の全額を戻したいというのもありますが、手書きにして計算してという手間を考えると、このあたりが妥協点です。あんまりがっついても、気が引けるし。確定申告って、性格が出るような気がします。

とはいっても、遠慮することはありません。還付金をもらうのは当然の権利ですからね!!

今は個人では青色申告をしていません。

白色申告は、65万円の青色申告特別控除が受けられませんが、領収書を集めたり、帳簿をつけたりする手間がありません。それに今のところフリーランスの収入はだいたい経費でまかなえるので、控除を使わなくても大幅な黒字も避けられます。

経費には家賃の1/4を計上しています。これで経費を稼げます。

本来は「家賃の1/2まで経費に計上できる」というのが通説です。私が1/4にしている理由は、我が家は法人としても家賃を経費として落としているからです。

他に落とす人や法人がなければ、しっかり家賃の1/2を計上しましょう!


あとは通信費、荷造り運賃、水道光熱費を家計の1/8ほど(電気代のみ。水道代は法人も個人も入れていません、これも法人にも計上しているので一般のSOHOよりも少なめです)、旅費交通費、通信費(携帯電話代の半分、これは個人でも使うから)、消耗品費(文具、パソコン用品)、接待交際費、「新聞・図書費」や「研究開発費」などと自分で仕訳を作って書籍代などを計上します。

青色申告は「バランスシートまで作るのは大変」と思うかも知れませんが、弥生会計などの会計ソフトに入力していくと全部やってくれるので、そのあたりは大丈夫だと思うので、利益がたくさん出ている場合はぜひ使いたいですね。


弥生会計 12 スタンダード弥生会計

やっぱり青色申告をするなら、ソフトがあると便利だと思います。

青色申告控除がありがたい♪というほど稼ぎたいですが、あんまり忙しいのもストレスなので子育てと家事、ブログの更新など、のんびりできるくらいにしています。

私は税務の専門家ではないので、こういうふうにしている人もいる、くらいの感じで読んでくださいませ。

私が確定申告をするのに参考にした本は、

日本一かんたん!フリーのための確定申告ガイド

「日本一かんたん!フリーのための確定申告ガイド」です。

私は2003年に書かれたピンク色のを参考にしましたが、はにわきみこさんという、フリーランスのライターさんの実体験から書いた本で、すごくわかりやすいです。グリーンが最新版です。

この本は弥生会計を使った経理なので、ソフトの使い方も載っているのがGood!弥生会計の指南書には載っていないようなことも書いてあって、勉強になります。

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